徳田研究室の研究領域を右図に示しますが、電磁環境と光通信の２つの領域をカバーしたいと考えております。電磁環境は、機器から放射された電磁妨害波が他の機器を誤動作させたり、逆に、他からの妨害波により自分自身が誤動作してしまうという問題を発生させないようにすることを目的に各種の研究をしております。各種の電波を利用している現代社会では、このような問題が多発しており、特に携帯電話機の普及により、さらに深刻化しております。携帯電
話機は、飛行機での使用が禁止されておりますし、病院での使用も禁止しようとの動きが顕在化しております。しかし、携帯電話機は、どこでも、いつでも、誰とでも通信できることが特徴であり、使える場所を制限されるのは、好ましいこととは言えません。マルチメディア社会が今後進展していきますが、携帯電話機と同様な問題がますます発生することが予想されます。
このような問題を解決するには、妨害波を放射せず、かつ、他の妨害波に対して強くなるようにする、すなわち電磁両立性（ＥＭＣ：Electromagnetic
compatibility）を確立することが重要です。そのために、徳田研究室では、電磁妨害波に関する基本的なことを、� 徳田研究室のもう一本の柱にしようとしているのが、光ファイバとそれを用いた光通信です。この研究は、徳田教授が電磁環境の研究に移る前に行っていたものであり、現在も多瞥僂靴薪甜СΨ彗�」を中心に研究を展開しておりますが、「光技術を瑛僂靴殖釘唯胆澤彗从�」等の研究も立ち上げれればと考えております。